プロジェクターって何?

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MatthiasHaltenhof / Pixabay

プロジェクターのついて、種類、投影方式、について解説します。

プロジェクターといえば学校の視聴覚室や会社でのプレゼンなどで知っているよって人も多いですが、プロジェクターってなんなの?って言われて答えられる人はあまりいないと思います。

今回はプロジェクターについて、種類、投影方式に分けて初心者にもわかりやすく解説していきます。

プロジェクターってなに?

そもそもプロジェクターとは、

プロジェクタ: projector)又は投影機(とうえいき)は、ディスプレイ装置の一種で、画像や映像を大型スクリーンなどに投影することにより表示する装置である。プロジェクタには色々な種類があるが、現在では、DLPや液晶を使い、画像を拡大して投影する装置のことを指すのが一般的である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ウィキペディアではこう書かれています。

要するに投影して大きな画像にできればプロジェクターです。

じゃ、どうやって画像を大きくしてるの?て話になりますがしくみはとても簡単です。

簡単と言っても言葉じゃイメージしにくいですよね。

しくみを知るのに一番いいのが作ってみることです。

プロジェクターなんて作れないよ、て思うかもしれませんが家にあるもので簡単に作れてしまします。

ティッシュ・プロジェクターのつくりかた:自由研究「わくわく科学教室」:技術・デザイン:オリンパス (olympus.co.jp)
出典:オリンパスグループ企業情報サイト

実際のプロジェクターはもっとすごい技術がつまっていて、いろいろな方法を使っていますが基本は鏡で映したものを凸レンズ(虫眼鏡)で拡大するのがプロジェクターです。

プロジェクターのことを知らなくても、使うことはできますがしくみを知ることで興味を持てることもあるし、購入の際に自分に必要なものを選ぶ助けになります。

プロジェクターの種類

プロジェクターには、ビジネスプロジェクターとホームプロジェクターがあります。

この2つの大きな違いは、画面比率です。

画面比率とは、画像の縦と横の長さの比率のことです。

4:3や16:9が主なサイズです。

ビジネスプロジェクターは、名前の通りビジネス時に使用するのが主な使用目的です。

プレゼンなどで使用するソフトの画像は画面比率が4:3で作られているのでビジネスプロジェクターは4:3の画像サイズで投影するようにできています。

メモを取ったりるすので室内が明るくても映像が投影できるように映像が明るいものも特徴です。

また、PCに繋ぐことが多いのでPC用の入力端子が付いていることが多いです。

ホームプロジェクターは、家庭用のプロジェクターなので映画などの動画を観るのが主な使用目的です。

映画などの動画は、画面比率が16:9で作られているのでホームプロジェクターは16:9の画像サイズで投影するようにできているのが特徴です。

画面比率が違ったものでも映すことはできますが、映した画像が横に伸びたり、左右が切れてしまったりとおかしな映像になってしまします。

投影方式の種類

投影方式は、大きく分けて3つあります。

LCD方式、DLP方式、LCOS方式とあり投影方式により映像に特徴があります。

なかなかコアな映像へのこだわりがなければ投影方式で選ぶよりも価格で選んでしまう方が多いと思いますが、こんな種類があるんだと頭の片隅にでも覚えていってください。

LCD方式

Liquid Crystal Display(リキッド クリスタル ディスプレイ)の頭文字をとった略で日本語で言うと透過型液晶方式です。

光源を特殊なミラーで三原色の赤緑青に分解し、分けた光を集中させて液晶を透過させて映像を映す方式

カラー表現が得意な反面、黒が閉まらない、液晶のドット間の格子が目立つと言われています。

DLP方式

Digital Light Processing(デジタル ライト プロセッシング)の頭文字をとった略です。

ミラーを使ったシンプルな作りでスポーツなどのスピードの速い映像に強く、劣化が少ないです。

このミラーは、DMDと呼ばれDigital Mirror Device(デジタル ミラー デバイス)の頭文字をとった略で一般的にはDMD1枚だが高級なものには3枚使われることもある。

DMDが1枚だと錯覚で色を付けているためレインボーノイズが出やすいようです。

LCOS方式

Liquid Crystal OSilicon(リキッド クリスタル オン シリコン)の頭文字をとった略で日本語で反射型液晶方式です

構造が複雑で大型になりやすいが、映像が細部までキレイに映る高性能な方式です。

大型でコストも掛っている為、高額になりやすくハイエンドのプロジェクターに多い方式です。

投影方式をもっと詳しく知りたい方は、

プロジェクターのLCDとかLCOSとかDLPって何?
出典:家キネマ。 様

に絵付きで詳しく紹介されているのでどうぞ。

映画館のプロジェクター方式

一般家庭でプロジェクターを使用する多くは、映画を観るためだと思います。

映画館と同じ又はそれ以上のホームシアターを作ろうと考えている人もいるかもしれません。

それでは、目指す映画館のプロジェクターは、どの方式を使っているのだと知りたいと思うので調べてみました

現在の映画館では、DLP方式のものを導入しているところが多いようです。

一日に何度も上映する都合上、劣化が少ないってことはとても大事ですからね。

まとめ

プロジェクターがあんなに簡単に作れるなんて知らない人も多かったと思います。

種類や投影方式について解説しましたが少しでもプロジェクターのことがわかって購入する時の助けになったら幸いです。

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